2009年の振り返り
そろそろ2009年も終わりということで、この1年間であったことを振り返りたいと思います。
チーム結成
2009年のはじめに、それまで仲の良かった開発メンバーとチームを結成しました。
メンバーの中には開発が初めてだった子もいて、
チームの平均年齢が24歳という超未熟者のチームで、
本当にプロジェクトをやりきれるのか不安だったときもありました。
実際やってみると、そんな不安も軽く払拭してくれるくらい優秀なメンバーばかりで、仕事しやすくて楽しくて、あっという間の1年でした。
良いチームを作るために守ってきた2つのこと
チームを結成してから、2つだけ守ってきているものがあります。
それは、チーム定例会議とチームtracの2つです。
チーム定例会議
今までいろんな定例会議をやってきましたが、たいがい形骸化しがちでした。
そこで、チーム定例会議では構成を見直しました。
定例会議の構成
- 先週やってきたことと今週やることの報告(短めに)
- ソースレビューや勉強してきたことの発表、設計の相談など(長めに)
仕事内容の報告は、マネージャたるもの常に把握しておくべきで、他の人も空気感が見えている状態なので、あえて短めに設定します。
現状では4人〜6人報告しますが、いつも30分以内で終わらせるようになっています。
「わかっているけどやらなきゃいけない状況(=省略可能な状況)」というのが形骸化の一番の要因だと思っているので、
他の人と協力したり、見てあげてもらいたいポイントのみ抑えておいて、あとは簡潔に簡潔にします。
残りの時間を使って、ソースレビューをしたり、設計の相談をしたりします。
この時間でソースレビューをすることによって、この1年で確実にソースレビューの機会が増えました。
わざわざ会議を設定しなくても良い手軽さがポイントのようです。
ソースを見ながらみんなでわいわい言い合うのでとても楽しいですし、逆に定例会議自体のモチベーションにつながります。
チームtrac
かねてからチームで見合える自由に書ける場が欲しいと思っていたのでチームtracを作りました。
新しくやったこと、勉強したことを当たり前感覚に書けると良いなと思っていたのですが、
メンバーを絞って習慣化したことで書きやすくなり、その内容を新しいメンバーが見て追記し、、という良い循環が生まれています。
継続すること
定例会議とtrac、これ自体はとても小さいことですが、1年間継続してきたことで良いサイクルが生まれてきました。
忙しくなってくるとこれら以外にも優先順位が高いものが生まれてくるのですが、
そこで意義を見返して、適宜コンパクトにまとめたり意義に合わないものを削いできたことでブラッシュアップされてきたような気がします。
YAPC::Asia2009でうらやましがる→勉強会に行くように
YAPC::Asiaでメンバーが発表させて頂いているのを聞いて、うらやましくって、
2009年後半からは勉強会に積極的に参加させて頂くようになりました。
普段プログラムは書かせてもらえないので、負い目を感じますし、わからないことも多いですが
積極的に恥をさらしに行くんだと思うと、変な気負いがなくなって楽にさせて頂いています。
基本的に、チーム内やプロジェクト内に問題がなければマネージャの負担は減るわけなので、
来年は、良いチーム、良いプロジェクトになるようにがんばっていって、
空き時間をいっぱい作って、いっぱいプログラミングできるようになりたいです!
今年ももうあと数分で終わりますね!
周りのみなさんのおかげで本当に楽しく充実した時間を過ごすことができました。1年間ありがとうございました。
まだまだ足りないところばかりですが><また来年も、どうぞよろしくお願いいたします!!